アルバム名:Black Byrd
アーティスト:Donald Byrd
リリース:1973年
評価:★★★★
コメント:ブラック・ファンク/ジャズ・ファンクの名アルバムとしてどこでも語られる本作ですが、いやはや、かなりゾクゾクする名盤です。
元々、正統的なジャズ畑で活躍していたドナルド・バードその人なのですが、'70s初頭にブラック・ファンク/ジャズ・ファンクへの傾倒を強めた中での傑作がこれ。
[1]の軽やかなグルーヴ、「クルセイダーズの曲だよ」といって聴かされれば、大半の人は信じて聴いてしまいそうです。
実際、クルセイダーズの面子も参加してますがね (^^;
また、さりげなくデイヴィッド.T.ウォーカーがギターで参加していたもします。
今聴いても、十分、コンテンポラリーものとして通用する、という点が名作の一因なのかも知れません。
収録曲:
1.Flight Time
2.Black Byrd
3.Love's So Far Away
4.Mr. Thomas
5.Sky High
6.Slop Jar Blues
7.Where Are We Going?
こんにちは。
返信削除この方は全く存じないのですが
コメントに惹かれて興味大です。
いつもながら、興味のツボを突いた
アルバム紹介ありがとうございます!
コメントありがとうございます。
削除ハービー・ハンコックもそうですが、ジャズ界で十分に実績
のある人が、ジャズファンクやフュージョンチックな作品を
出してくれたからこそ、ロック者がおっかなびっくりであれ、
ジャズを覗き込む勇気をもらったように思います(笑)
コアファンからは唾棄すべき時期?かもしれない
「ファンク/レアグルーヴ期」作品ですが、小生はここでこそ
D.バードを楽しんでいます。まぁ、音は楽しんでなんぼ・・・
ですから(笑)
'76年にブルーノートを離れるまでこの路線が続き、
その後はブラコン(軽いディスコ調)みたいな音で作品が
リリースされていました。その後は・・・
まったく追いかけておりません m(_ _)m
こんにちは。
返信削除「ジャズ・ファンク」という言葉に
吊られて購入しましたが、イメージしていた
それとはかなり違うものでしたが
思いがけずティン・パン・アレイに
ホーンを加えたようなお洒落な感じで
気に入りました。
ロックファンにはEthiopian Knightsが
お奨めなんて記事を目にしたんですが
どんなもんでしょうか?
コメントありがとうございます。
削除まさに「速攻」ですね。
#今の若者はこうしたクイックな振る舞いや所作を「瞬殺」
#と形容するそうですね。いい響きではないですが・・・
もとい。<Ethiopian Knights>は丁度<Black Byrd>
の前作でして、マイゼル兄弟によるレア・グルーヴ路線では
なく、ご指摘の通りロック色が強めに出されています。
小生はデヴィッドT.ウォーカーがgを弾いている、という
一点だけでも「買い」だった訳ですが(^^;、勿論、作品と
してもハズレではないと思います。
ただ、ジャズ+ロック(ジャズロック)というテイストでは
ないのでそのイメージだと肩透かしは必至?かも知れません。
クルセイダーズ+カッティング主体のg+トランペット(D.バード)
といった風合いが近いかも知れません。聴き易さという点から
すれば、俄然、<Balck Byrd>の方が聴き易いと思います。
P.S
Donald Byrdのタグを追加しました。<Ethiopian Knights>
の稚拙なレビューもご覧いただけます。