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2003年3月23日
Back Together Again(邦題:未来への再会)/ Larry Coryell & Alphonse Mozon
リリース:1977年
評価:★★★★
コメント:ある人は、ラリー・コリエルの活動期を大きく3期に分けています。
エレクトリックギター主体のジャズロック的アプローチの「初期」、アコースティックギター主体によるクラッシク大作への取り組みが多い「中期」、アコースティック+エレクトリックの折衷による独自路線を打ち出した「後期(現在に至る)」といった具合です。
まだL.コリエルを聴き始めたばかりなので、これが的を射た分析なのかは判りません。
ともかく、本作は'77年リリースですから初期~中期への移行期にある作品とも言えるようです。
とは言え、まだまだエレクトリックな音作りが大半を占めています(個人的には、初期と言われるころの音が好きです)。
このアルバムでは、11th House時代にも付き合いのあったアルフォンス・ムザーンがパートナーとしてクレジットされています。
派手なプレイはありませんが、(作曲も含め)アルバム・トータルでの彼の役割は決して小さくないようです。
マイ・フェイバリットは、初っ端の[1]。
アコースティックでのアルペジオが「静」、エレクトリックでのハードなドライブが「動」。
そして両者とても美しく混ざりあっています。少し珍しいくらいに深めのエコーがかかった音も雰囲気を出しています。
更には[6]、[7]。是非聴いてみてください。
ロック、ファンク、メタル・・・混じり合うからフュージョンと呼ばれる所以が良くわかります。
丁度、ブレッカーBros.の傑作<Heavy Metal Be-Bop>に収録されている[East River]で受けたのと同じ感覚を味わいました。
この辺りの音楽性、音作り・・・好きなんですね、私。
収録曲:
1.Beneath the Earth
2.The Phonse
3.Transvested Express
4.Crystallization
5.Rock 'N' Roll Lovers
6.Get on Up (We Gonna Boogie)
7.Reconciliation
8.Back Together Again
9.Mr. C.
10High Love
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