リリース:1985年
評価:★★★
コメント:タイトルからして抽象的であり、何が「均衡」なのか判りません(各プレーヤーの演奏?、ジャズ要素と非ジャズ要素との割合?)が、それは兎も角として・・・
確かに、一聴しただけだと単なる「ジャズギター・アルバム」的要素が強すぎて、ジャズ・ロック的な音を好むラリー・コリエルのリスナー(特に初心者=私)にはちょっと敷居が高いかなという感じもします。
しかしながら、[3]辺りは聴き様によっては艶っぽいギター・インストとも取れますし、ジャズ奏法には変わりないでしょが、ちょっとしたフレーズにスィープを使ったり、ハーモニクスを入れたりと、L.コリエルファン以前にギターファンとしても結構愉しめたりします。
ピアノトリオ+L.コリエルというスタイルですが、適度にお洒落でいてちょっとしたテクも使うってところが大人っぽくていいじゃないですか(^^;
収録曲:
1.Unemployed Floyd
2.Tender Tears
3.Equipoise
4.Christina
5.Joy Spring
6.First Things First
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