リリース:1975年
評価:★★★★
コメント:アレンジャーというポジションに焦点を当てて作品を聴くことはそうそう多くないのですが、これは周りから薦められて手を出した一品。
ジャズファンではないので、ここに収められている幾つかの曲とその原曲との比較は全くできないのですが、寧ろフュージョン派の私にとっては、[2]の15分にも及ぶ大作(トニー・ウィリアムズ作!)のアバンギャルドさに仰天。これは特筆ものでしょう。
また[4]では、言わずと知れたジミ・ヘンドリックスの曲をギル・エヴァンス流に料理しています。
全編を通じてフィーチャーされているデヴィッド・サンボーンの音もこころなしか弾けているような・・・(^^;
正直なところ、フリージャズなのか、アヴァンギャルドなのか、フュージョンなのか・・・全くカテゴライズできませんが(^^;、そんな難しさはさておき、少なくともフュージョンの歴史には顔を出す作品に間違いはないようです。
収録曲:
1.King Porter Stomp
2.There Comes a Time
3.Makes Her Move
4.Little Wing
5.The Meaning of the Blues
6.Aftermath the Fourth Movement/Children of the Fire
7.Anita's Dance
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