リリース:1978年
評価:★★★★
コメント:勝手に「(ロック色の強い)フュージョンギタリスト」とカテゴライズしていたのですが、本作を聴いて、増尾氏が非常に幅の広いセンス&テクニックを持っている事を思い知らされました。
ジャズ・ジャイアント、ソニー・ロリンズに重宝がられた事も、なるほど頷けます(^^;
ここでは、ほぼそのままStuffのメンバーに加え、デイヴ・グルーシン(syn)や、後年の<
Masuoライヴ>でも好演するT.M.スティーブンス(b)を迎えた布陣でのレコーディングとなっています。
多分、テクニカル志向で行けば、もっともっとハード、メカニカル&テクニカルな音も作れたと思うのですが、バランスの良さを優先したと思しき内容の本作は「これぞ気持ちいいフュージョンのお手本」と言えるものだと思います。
個人的なイチ推しは[7]。ここでの氏のプレーはまさに圧巻です。
収録曲:
1. セイリング・ワンダー
2. トレジャー・アイランド
3. シューティン・ザ・ブリーズ
4. 自然への讃歌
5. カーク船長
6. クラッカー・ジャック
7. 豪風(ロリンズに捧ぐ)
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