リリース:1975年
評価:★★★★
コメント:アルバムタイトルからして「きっとフィル・アップチャーチは弾きまくっているのかなぁ」と思い聴いてみたところ、まったくの逆。
渋すぎる程サポートに徹しています。
無論、随所に渋いプレーを入れているものの、目立ち度から言えば、客演のデヴィッド・サンボーンのソロの方が上かも(^^;
もう一人の主役であるテニソン・スティーブンス(p)は、そのヴォーカルを披露していますが、これがなかなか艶があるというか、アルバム全体の雰囲気も手伝って、フュージョン系というよりもR&B的(ときにAOR的)な色合いの作品にしているのです。
特に[1]や[5]でのうまさは出色の出来。なかなか面白い作品です。
スティーヴ・ガッド(ds)、エリック・ゲイル(g)、ラルフ・マクドナルド(perc)にヒューバート・ロウズ(fl)等も参加。
収録曲:
1.Strawberry Letter 23
2.Free
3.Good Times
4.Church St. Station
5.It's Almost Five
6.Fooling Around
7.Cyrenna
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