リリース:1973年
評価:★★★★
コメント:リータン・トゥ・フォーエバーとくれば、1作目が断然名作として語られますが、その第一期RTFとしての2作目である本作でも、その路線を踏襲しながらも、より聴き易さを増した楽曲になっていると思います。
非常にネイチャーな感じを残しつつも、フローラ・プリン(vo)が占める割合が増加した分、そのようになっているのでしょう。
こうしてじっくり聴くと、チック・コリアのエレピもそうですが、ジョー・ファレル(fl、sax)の、特に、フルートがこの期のRTFにとってフローラ・プリンのvoと同等かそれ以上に作品にとっての要になっているのが判ります。
今まで、どちらかといえば第2期‐第3期のRTFが耳に合っていたのですが、この第一期でしか成し得なかったこの音も凄くいいですね。
そういう意味では、第2期以降は別ユニットとして捉えた方が正解なのかも知れませんね。
RTFのみならず、C.コリアの代表曲[6]はじっくりと味わいたい名曲です。
収録曲:
1.You're Everything
2.Light as a Feather
3.Captain Marvel
4.500 Miles High
5.Children's Song
6.Spain
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