リリース:1995年
評価:★★★★
コメント:フュージョン・ギター界の元気印、ハイラム・ブロック(g)の'95年のライブ作品。
自作以外に、ボブ・マーリー、ジミ・ヘンドリクス、マーヴィン・ゲイ、ボブ・ディラン、レノン&マッカートニー、スティービー・ワンダーといった、H.ブロック自身が多大な影響を受けた(かも知れない)アーチストの曲を取り上げており、且つ、それらが単にカバーに終わっていないのが、流石にH.ブロックらしいところです。
[2]は見事にアグレッシヴなギター曲に、[3]はレゲエ調に、[4]は軽快なR&R調にと、まぁ原曲の良さを理解しつつ、「元気男によるアレンジはこうだ」と言わんばかりです。
いわゆる、フュージョンアルバムという体裁ではなく、ロック、フォーク、R&Bといったジャンルからの曲を配したエンターテイメント色の溢れる作品になっています。
ギターの腕は言うまでもありませんが、「歌える」という強みがこの人にはあるんですよね。
ウィル・リー(b)も歌は「いける口」なので、バンドの幅が広がるというものです。
収録曲:
1.I Can't Get Next to You
2.I Shot the Sheriff
3.Little Wing
4.Got to Give It Up
5.Angelina
6.Bean Burrito
7.Red House
8.All Along the Watchtower
9.Dear Prudence
10.Window Shoppin'
11.Higher Ground
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