2004年8月28日

Funk Inc. / Funk Inc.


リリース:1971年
評価:★★★★
コメント:ジャズのレーベルとして有名なプレステッジですが、ジャズ・ファンクもの(ファンキー・ジャズ・・・じゃないですね、やはり)のいい作品もあるんですね。差し詰め、Funk Inc.はその代表格でしょうか。

本作('71年作)以降も作品はリリースしていますが、「らしさ」という点ではやはり1stがいいのではないでしょうか。

[1](クール&ザ・ギャング作品)のストレートな解釈(というか、コピーか(^^;)がグループの本領を物語るようでいいですね。

キーはオルガンのボブ・ワトリーでしょうか。

確かに、J.スミスのような凄まじい「ファンキーさ」ではなく、もっともっとベーシックな「ファンクさ」なんですね。

本人もJ.スミスやL.ヤングのように弾こうとは思っていないらしいですが。

時代を感じさせるスティーブ・ウィークレイのギター、ジミー・マンフォードのどかすかドラム([2]で楽しんでください)と、まぁ、熱苦しい演奏が続きます(決して悪い意味ではないです)。

個人的には[1]もいいのですが、[3]辺りの少しスマートなノリが性にあっています。
収録曲
1.Kool Is Back
2.Bowlegs
3.Sister Janie
4.The Thrill Is Gone
5.The Whipper

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