リリース:1971年
評価:★★★★
コメント:ジャズのレーベルとして有名なプレステッジですが、ジャズ・ファンクもの(ファンキー・ジャズ・・・じゃないですね、やはり)のいい作品もあるんですね。差し詰め、Funk Inc.はその代表格でしょうか。
本作('71年作)以降も作品はリリースしていますが、「らしさ」という点ではやはり1stがいいのではないでしょうか。
[1](クール&ザ・ギャング作品)のストレートな解釈(というか、コピーか(^^;)がグループの本領を物語るようでいいですね。
キーはオルガンのボブ・ワトリーでしょうか。
確かに、J.スミスのような凄まじい「ファンキーさ」ではなく、もっともっとベーシックな「ファンクさ」なんですね。
本人もJ.スミスやL.ヤングのように弾こうとは思っていないらしいですが。
時代を感じさせるスティーブ・ウィークレイのギター、ジミー・マンフォードのどかすかドラム([2]で楽しんでください)と、まぁ、熱苦しい演奏が続きます(決して悪い意味ではないです)。
個人的には[1]もいいのですが、[3]辺りの少しスマートなノリが性にあっています。
収録曲:
1.Kool Is Back
2.Bowlegs
3.Sister Janie
4.The Thrill Is Gone
5.The Whipper
0 件のコメント:
コメントを投稿