リリース:1984年
評価:★★★★
コメント:リターン・トゥ・フォーエヴァー(R.T.F)の第2期、そう、急激なロック的アプローチを採用し始めた時期のキーマンとも言えるビル・コナーズ(g)。
その彼がソロ作としてリリースした'84年録音作品がこれ。
R.T.Fに限って言えば、後任のアル・ディ・メオラが突出し過ぎた為(?)、今ひとつ影が薄い感もありますが、こうして聴くとかなりセンスのいいプレーだと判ります。
まるで、ジャコ・パストリアスとアルフォンソ・ジョンソンの関係のようですね。
ギター・トーンとスケール的なものから言えば、アル・ディ・メオラより、寧ろアラン・ホールズワース氏のそれに似ていると思いませんか?
そう言えば、この時期A.ホールズワース氏もいい作品を残してますね。
デイヴ・ウェックル(ds)、トム・ケネディ(b)とのトリオという最小編成も正解。
ストレートに彼のギタープレーが味わえます。
プロデューサーとして(一部、プレーヤーとしても)参加しているスティーヴ・カーン氏のサウンドメイクにも通じるような気もします。
「少しロック的なアイウェイットネス」って感じですか(^^;
ギター好きの方なら、絶対ハズレにはならないと思います。
収録曲:
1.Lydia
2.A Pedal
3.Step It
4.Cookies
5.Brody
6.Twinkle
7.Titan
8.Flickering Lights
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