リリース:1980年
評価:★★★★
コメント:何でしょう・・・奇妙、雑多、異色・・・どのような単語で表現できるか考えたのですが、やはりとてもワン・ワードで収まるような器(バンド)ではない事を認識させられたといういのが実のところです。
ある種の異彩(異才)集団なのでしょうね。
カテゴリーにしても、ポップス、フリージャズ、テクノっぽさと、まぁ、やりたい事を思いっきり詰め込んだって感じです。
曲中に挿入されるセリフ?にも、(時にシニカルで)くすぐられます。
ボーナストラック(ライブ)もいい感じの盛り上がりなのです。
でも決して笑わせる事が主眼ではありませんから(当たり前か(^^; )、寧ろ、それら多様な音楽性が互いに邪魔するどころか、小生のような凡人の心配など全くの杞憂に終わらせてくれます。
どことなく「怖いもの見たさ」的に手を出したのですが、至って「健全な」(?)音楽なのでした(笑)
小川美潮の楽天的なvoも、坂田氏の時にフリーキー、時に温かいブローも、村上氏の弾むドラムも、全体を包むエレクトリカルなシンセサウンドも、全く以って「面白美しい」作品でした。
ある意味、当時(初出は'80年)は異端的な集団ではあったでしょうが、そのお遊び精神にたまらなく共感を覚えるのは私だけでしょうか?
収録曲:
1.イナナキ
2.WHAHA-WHAHA
3.ON THE FLOOR
4.TACTICS
5.My Happiness
6.コーモリ
7.米と醤油
8.Zoo
9.WHAHA-WHAHA
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