リリース:1976年
評価:★★★★
コメント:様々なプレーヤーとの活躍やロックグループのアステカの(準)メンバーとしての実績も持つフリップ・ヌネイス(p、elp、org、vo etc..)の初リーダー作。
やはり多くの方が耳を惹かれるのは[1]ではないでしょうか?
ゆらゆらとしたフェンダーローズの音とシンセサウンドに加えて柔らかなギターカッティング。
目を閉じればそのまま虚空に吸い込まれてゆきそうな、本当に美しくスペイシーな曲。
また、その[1]を始め、多くの曲で味わえる彼の声もなかなかの味わいです。
例えば、[1]でのアンビエントな雰囲気、[3][4]辺りのジャジーな歌いっぷり、[7]での(いきなり変身したかのような(^^;)ファンキーでR&B臭い歌い方まで、まぁ器用にこなしています。
あくまで個人的な嗜好性から申し上げれば、[1]以上に強い思い入れを抱く作品でないのも事実。
他にも個人名義の作品があるのか否か知りませんが、もし[1]のような曲を提供しているのであれば、是非聴いてみたいと思わせる作品です。
収録曲:
1. See You Later
2. This Time For Good
3. Why Did You Come Into My Life
4. Happying
5. D’ju Like Me
6. Happiness Is When you’re Home
7. Mr.Cool
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