リリース:1975年
評価:★★★★
コメント:今の今まで、ドン・チェリー(tp、elp、voice)の音を聴いたことがありませんでしたが、某所で紹介されていた本作に妙に好奇心を煽られて堪らずに入手(^^;
そして、その1曲目、タイトル曲[1]が耳に飛び込んでくるや否や、既に意識の半分近くはD.チェリーの世界へ引きずり込まれていました(^^;
何なのでしょう、この感覚。
フリージャズと言った時の「いがらっぽさ」もなく、フリー・ファンクの弾け方とも違うような・・・
ディープに響くボイスと低く唸るように繰り返されるフレーズ。
私の拙い文章からだと「なんだか、面倒くさそうだなぁ」と思われるかもしれませんが、全く逆です!
うーん・・・私の狭い見識から強引に「近いもの」を挙げるとすると、マイルス・デイビスの<On the Corner>を聴いたときの感覚に幾ばくか似ているかなぁと。
ワウワウをかませたギター・・・のように聴こえるのは実はベースらしいです。
因みに、ベースはチャーリー・ヘイデンです。
また、ブラック系の要素だけでなく、ワールドワイドと言うか、無国籍っぽい香りが漂う上に、D.チェリーのトランペットが奔放に鳴り渡ります。
いや、参りましたm(_ _)m
まだまだ知らない、聴かないでいる音楽は山ほどあるんだんなぁ・・・と。
前後作品も含めて色々と聴いてみたいと思いました。
収録曲:
1.Brown Rice
2.Malkauns
3.Chenrezig
4.Degi-Degi
0 件のコメント:
コメントを投稿