リリース:1957年
評価:★★★★
コメント:実のところ、ポール・チェンバース(b)という人を追いかけたいと思う訳でもなく、今までに聴いた様々なジャズ作品の中でP.チェンバースがプレーしていた部分についても、殆どそれと意識して聴いてはいませんでした。
悪く言えば、巷に溢れる入門書の類に本作が載っていたので「とにかく聴いておこうか・・・」という流れで手を出した次第です。
正直、前半の重さは個人的にはあまり肌に(耳に)合わないようにも感じましたが、無論、「聴き方があまーいっ」と一喝されれば返す言葉もありません。
ただ、「楽しく聴きたい」というビギナー(=自分)の要求に応えるのは後半([4]-[6])の流れ。
ケニー・バレル(g)にしても、ハンク・ジョーンズ(p)にしても、アート・テイラー(ds)にしても、すっと耳に入ってきて、しかも身体が動く。
P.チェンバースの弓弾きはちょっと苦手ですが、それでも後半(所謂B面)はリプレーでかけっ放しにすることが多い作品でした。
収録曲:
1.Yesterdays
2.You'd Be So Nice to Come Home To
3.Chasin' the Bird
4.Dear Old Stockholm
5.The Theme
6.Confessin'
7.Chamber Mates
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