リリース:1988年
評価:★★★★
コメント:ご承知のように、GADD GANG名義として公式には本作を含み3枚しか作品はありません。
セッション・プレーヤーとして押しも押されもしない確たるステータスを得たスティーヴ・ガッド氏(ds)。
本作は'88年録音のライブ音源であり、ファーストやセカンドアルバムに収録されている曲が主体であるため目新しさは無いものの、楽しんでプレーする姿が脳裏に浮かびます。
楽曲自体がシンプルである為、力量がダイレクトに跳ね返ってくる中、抜群の安定感を誇るグループを知る貴重なライブテイク集と言えるかも知れません。
確かにStuffとしての成功は華々しかったものの、後期はS.ガッド氏自身非常に辛い日々が続いていたのだとか。
あくまで外からしか見ることが出来ないそれらスターの日々からは想像がつかない事ですが、それを支えたのがスピリチュアル・ブラザーとも呼べるリチャード・ティー(key、p)だったのですね。
それを想うと、やはりR.ティーの早過ぎる死は返す返す残念でなりません。
本当は、もっともっとGADD GANG名義で作品を出せたはずですもの。
収録曲:
1. 河のながれを見つめて
2. ウェイ・バック・ホーム
3. マイ・ガール~チェンジズ
4. 青い影
5. マイ・リトル・ブラザー
6. ケ・オーレ・ソ
7. 涙をとどけて
8. ホンキー・トンク~愛さずにはいられない
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