リリース:1970年
評価:★★★★
コメント:新しいものではないのですが、若き日の日野皓正氏(tp)が'70年に吹き込んだ本作で、久しぶりに和ジャズを聴きました。
随分と前に<
Hi-Nology>という日野氏の出世作とも言える作品を聴いた際に、そのカッコよさに感動した覚えがありますが、その後、和ジャズの作品を追いかけるつもりが・・・
ともあれ、ハードバップからの脱却と次なるジャズの潮流にフォーカスしたマイルスやコルトレーンを持ち出すまでもなく、本作には日野氏が描くジャズの流れがしっかりと捉えられています。
個人的には<
Hi-Nology>で味わった感動が未だ強い点はあるものの、本作における[2]での美しさや、ボーナストラックとして収められている[4](ライブ演奏)でのダイナミックな疾走感には同じ類の「味」を覚えます。
収録曲:
1.イントゥ・ザ・ヘヴン
2.ラヴ・モア・トレイン
3.フィーリング・ブルー・アズ・ユー・アー・フィール
4.サーカス
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