リリース:1974年
評価:★★★★
コメント:恥ずかしながら、未だその本質のようなものは理解していないのは確かですが、アーチー・シェップ(ts)の演(や)っている音楽って、案外、ジャズとかって形式ばって捉えなくてもいいのはないか?というのが個人的な思いです。
既聴作品が少ない故のおかしなモノ言いかも知れませんが、フリーだなんだと括ってしまうよりは余程聴く側の心的自由度は高まるのではないでしょうか?
本作は世界初のCD化との事ですが、複数セッションの寄せ集め故の統一感のなさはあります。
しかし、一本ビシッと通っているのが「太く、力強く、吼える」様なA.シェップのts。
[1]は全くのR&Bですし、[2]もレオン・トーマスの例のヴォーカルスタイル(^^;が、やはりジャズという響きを何処か通り越しているようで面白いものがあります。
個人的な好みでは、タイトルからしてそそられる[3]。
とにかくエネルギーの凄さが伝わってきます。
またストレートでカッコいい(逆に言えば、よくありそうな?)テーマが好感の[4]などが気に入っています。
こういうタフな人の奏でる音(楽)というのは、やはり聴いていて自然とこちらも嬉しくなってきます。
収録曲:
1.Back Back
2.Spoo Dee Doo
3.New Africa
4.Slow Drag
5.Bakai
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