リリース:1988年
評価:★★★★
コメント:エレメンツの4作目。
エレメンツの印象となると、個人的には「自然な」とか「晴れた空のような」と言った形容が浮かんでくるのですが、本作では(勿論、大筋ではその感触は大有りなのですが)少しポップさのようなものが前に出たかなぁと感じます。
[7]辺りはそうと知らなければエレメンツの作品だとは思われないかも知れません。
全体として上手く変化をつけており、「これぞエレメンツ!」という感じの曲(例えば[1]、[4]、[8]辺りでしょうか)や、エレクトリックとアコースティックでスティーヴ・カーンのギターが楽しめる[2]、[6]、ビル・エバンスのsaxが頑張る(^^;[3]、[5]等、強力なメンバーのプレーも充実したいい作品ではないでしょうか。
それにしても、やはり、M.イーガンの美しいフレットレスベースの音色には耳を奪われますねー。
閑話:
ジャケ裏には「This record is dedicated in memory of Alex Sadkin and Jaco Pastorious」という一文が記載されています。
収録曲:
1.Hymnalayas
2.Walk In
3.Mandela
4.Illumination
5.The Seeker
6.One Thousand Words
7.Go Ahead Stan
8.Sunken Cathederal
9.Saturn Return
10.Bali
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