リリース:1978年
評価:★★★★
コメント:シンプルなタイトル、シンプルなジャケット。
それ故にECMというレーベルがイメージさせてくれる純粋さのようなものが更に強く感じられるのかも知れません。
ベースにフレットレスの名手、マーク・イーガンを迎えた新たなパット・メセニー・グループの'78年作品ですが、私が一発でハマったのは何と言っても[1]。
冒頭から現れて、曲中に何度も登場する印象的なテーマのフレーズに続いて滑り込んでくるM.イーガンのフレットレス・ベースの気持ち良さといったらもう(^^;
また同じくらい好きなのが[3]。
P.メセニーの透き通ったギター・サウンドとM.イーガンのベース・ソロも半々に楽しめるのがいい所です。
アラン・ホールズワースとも、リー・リトナーとも、ラリー・コリエルともスティーヴ・カーンとも違う(当たり前ですが(^^;)魅力を持つP.メセニー。
多分、音楽的には高度な事を沢山盛り込んでいるのだと思いますが、そこを難しく見せない(聴こえるようにさせない)のが、P.メセニーを始め、このグループの持つ力量なのだと思う次第です。
収録曲:
1.San Lorenzo
2.Phase Dance
3.Jaco
4.Aprilwind
5.April Joy
6.Lone Jack
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