2011年5月7日
Ooh La La / Faces
リリース:1973年
評価:★★★★
コメント:世界最高のロックンロール・バンド、等と形容すると、またぞろ物議を醸し出す事にもなりかねませんが(^^;、いや、イイ線行ってますよねコレ(決して上から目線での語感ではありません。悪しからず)。
グラム系のあっけらかんロックンロールも好きなのですが、トラッドを少し混ぜたような枯れたような、それでいて十分に溌剌としているロックンロール。
うまい表現ではないのですが、ここで聴く事ができる楽曲については、どれも耳を惹かれるものばかりでした。
正直、フェイセズの存在もその面子についても耳学問程度には知っていましたが、その音を聴くとなると、今まで手を出せずにいました(取り立てて理由はありませんが)。
ただ、最初に手を出したのが「最後のスタジオ盤」で良かったのか悪かったのか微妙ではあります。
既にバンドとしては分裂解散手前であり、故に、各自の志向性がこれまで以上に表出した事で本作が成立したのかも知れないと考えれば、聴く側が「良し」と捉えていても演者側は「悪し」と考えていたかも知れませんしね(^^;
しかし、個人的には(遡る形で)他作品も聴いてみたいと思わせてくれる作品でした。
小生自身が弱いエリアである点を差し引いても侮れませんね、'70sブリティッシュ・ロック(^^;
収録曲:
1.Silicone Grown
2.Cindy Incidentally
3.Flags and Banners
4.My Fault
5.Borstal Boys
6.Fly in the Ointment
7.If I'm on the Late Side
8.Glad and Sorry
9.Just Another Honky
10.Ooh la La
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