2011年11月13日
Goats Head Soup / Rolling Stones
リリース:1973年
評価:★★★★
コメント:ひょんな事からミック・テイラー(g)、ニッキー・ホプキンス(p)への興味が首をもたげ(更に加えればビリー・プレストンも(^^;)、まぁ、ありきたりな選択かも知れませんが、これまで近づきもしなかったストーンズものにも耳を傾けるようになり始めました。
何ゆえ本作だったのか?と言えば、少ない既知ストーンズ曲の1つ[5]があったからという事が第一に挙げられます。
ストーンズを「聴かなかった訳」について、ネガティブな要素は特に無いのですが、敢えて言えば「既に有名/ビッグだったから」という点でしょうか。
'80sから洋楽に入った身としては、余りにも大きすぎて取りつく島がなかったと言いますか・・・もとい。
無論、M.テイラー主体のバンドではない事は百も承知の上ですので、[1]や[6]での腕の見せ所的なプレーばかり追っても仕方ないのですが、よくよく考えればそのプレーにしても「ストーンズにあってこそ映える」という事なのだろうと思い至りました。
またN.ホプキンスについては、まぁ準メンバー的な位置に居るとは云えサポートミュージシャンである事に変わりはなく、寧ろ、サポートミュージシャンであるが故の素晴らしいサポートぶりというのが伝わってくるのだろうと思う訳です。
なるほど、全曲ミック・ジャガー&キース・リチャーズのライティングによるものらしいのですが、ある意味、ストーンズとしての核がココにあり、(言葉は悪いですが)再生装置としての他メンバーやサポートミュージシャンが居るだけで、これほどまでの作品ができるものなんだと思い知らされました。
言うまでもなく、他メンバ不要論を唱えるつもりなど毛頭ありません。
無論、ミック・ジャガーも楽器はできるし、キース・リチャーズも歌えはするでしょうが、ストーンズ素人ながらそこを売りにする必要はないと思う訳で・・・(^^;
収録曲:
1.Dancing with Mr. D.
2.100 Years Ago
3.Coming Down Again
4.Doo Doo Doo Doo Doo (Heartbreaker)
5.Angie
6.Silver Train
7.Hide Your Love
8.Winter
9.Can You Hear the Music
10.Star Star
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