2012年5月4日
Forcefield III: To Oz & Back / Forcefield
リリース:1989年
評価:★★★
コメント:Forcefieldの1作目<Forcefield>は既聴でして、まぁ、コージー・パウエルにして「何故にこのようなプロジェクトを?」という類の品であった訳ですが、この3作目にしても実際にはそれを「確信」した上での入手です(笑)
「判っていて何故っ?」っと問われれば、本作でのボーカルが「ヤーさん」・・・もとい、グラハム・ボネットその人だから・・・
実際には二枚目から参加しているようですが、小生、1作目から本作にジャンプしていますのでここでご対面(^^;
シリーズ「'70sハードロック探訪」の余波も多少はあるのでしょうが、もともとG.ボネットは好きでして、傍系として「G.ボネット クロニクル」でも始めようかと画策しております(笑)
それはさておき、1枚目と比較すれば歴然ですがやはり「歌モノがある作品」としてシックリときます。これが1枚目で歌っていた何とかさんとの格/タレントの違いというものなのでしょうかねぇ。
G.ボネットはこの後の4作目でも歌っているようですので、「いずれ」入手してみることにします(笑)
さてもう一人のキーマン、レイ・フェンウィック(g)。曲作りの方では依然表に立っており、ここでも流石に卒のないロックンロールな楽曲を提供してくれていますが、アルバム収録曲数からみれば半分程度です。
残りの半分(含むキンクスのカバー)に顕著なのは前者よりもポップさとか明るさとかいった部分での割合がぐっと高いものが並んでいます。
シンセ入りまくり、ホーン入りまくりでポップスチャートに顔を出しそうな勢いです・・・[3]なんて、ポップなレゲエですよ(笑)
そうした中で、アルバムに大きな変化をつけているのがヤン・アッカーマンのギターを楽しめる[5]や[10]ではないかと思います。
[10]は個人的にも非常によく響いてきました。物悲しくポツポツと音を並べる前半からドラマティックになだれ込んでゆく後半・・・ありがちな展開とは云え、気持ちのいいギターです。
多分これまで意識して聴いた事がない人かなと、師匠のページでチェック・・・Focus、一枚も持ってないし(T_T)。
ソロ作もかなりあるようなので、別途、師匠にお勧めを訊いてからGOすることにしましょう(笑)
収録曲:
1.Hit and Run
2.Always
3.Stay
4.Desire
5.Tokyo
6.Who'll Be the Next in Line
7.Wings on My Feet
8.Firepower
9.Hold On
10.Rendezvous
こんにちは、
返信削除ハイペースな投稿に一々コメントして
すみません(汗)
私もこのプロジェクトは
好きなアーチストが複数集っているから
いいや程度で満足できる体質に
なりました(笑)
ヤン・アッカーマンさんにも
果敢に挑戦ですか?
ロビン・トロワー在籍時の
プロコル・ハルムとか
この辺、下手に手を出すと枝葉が伸びて
収集つかなくなるのでご注意を。
私のヤン・アッカーマン探訪の旅、
途中経過の感想ですがFOCUSと
ヤン・アッカーマンソロは
別物と考えて攻めて行った方が
良いと思います。
Focusのアルバムは歴史が名盤の証明を
しているので特に外れはないと思いますが
もう一人の超個性なヨーデルおじさんの
芸風に抵抗があるかもしれませんので
是非、購入前に視聴して確認してください。
正直アッカーマンのソロで「これ」というのは
見当たりませんが入門編としては1997年の
ライヴ盤で10,000 clowns on a rainy dayが
いいかもしれません。
ご参考まで。
コメントありがとうございます。
削除種々のサイトで少しずつ視聴しましたが、
初期?はクラシカル+アコースティック、
その後電気ギターもあり・・・という感じ
ですかねぇ。
先ずはお勧め頂いたモノの入手を心掛けるよう
にいたします(^^;
中古屋巡りが主体ですので、その場で良さげな
匂いを嗅げば、別物でも即入手・・・という
パターンもありですが(笑)
そうそう、プロコルもご無沙汰してしまって
おります。「R.トロワーのGを聴くなら
<Broken Barricades>がお勧め」とアドヴァイス
頂いていた手前、なんとか中古でゲットしようと
思ったまま時間だけが・・・m(_ _)m