2012年8月15日
Three of a Perfect Pair / King Crimson
リリース:1984年
評価:★★★★
コメント:「ビーチボーイズの次がクリムゾンって・・・」至極当然のツッコミは受け流すとしまして、なかなかプレーヤーにセットする時間がなかったのですが、夏休みスペシャル?という事で(笑)
これは安棚からのレスキュー・・・ではなく(笑)、確固たる意志をもっての入手です(いえ、そんな大層な理由ではないですが・・・(汗)
かつてスティーヴ・カーンさんが率いたアイウィットネス、その音を耳にした某師匠が「新生('80s?)クリムゾンとの類似性」を指摘された事に刺激され、「ならば聴かねばなるまい!」というのが事の発端です。
もとい。本作が某師匠の言にあった作品ずばりなのか自信はないのですが、確かに少しドラムパターンと言いますか、その辺りの雰囲気に近しいものは感じますねぇ。
個人的にはニュー・ウェイヴと少しの環境音楽的な要素をブレンドしたような、でも小難しい顔をして聴かずとも済むような明るさ?が心地よいものでした。
エイドリアン・ブリューもgでクレジットされているのですね。以前、デヴィッド・ボウイのライブ映像でこの人がgを弾いているのを見て「面白いなぁ」と思ったのを思い出しました。
でベースはトニー・レビンにタイコはビル・ブラッフォードですか・・・T.レヴィンはクロスオーバー/初期フュージョン関連の作品ではよくお目にかかる人ですね(マイク・マイニエリがリードしたホワイト・エレファントにも参加してましたっけ)。このスラッピング・ベースのようなビョンビョンって音(スティックっていうやつかな?)、好きですねぇ(笑)
因みにA.ブリューとT.レヴィン双方にボーカルのクレジットがあり、どちらがメインで歌っているのか(または曲ごとに変えているのか)よく判りませんでした(安CD?なのでライナーノートの類が無いのです・・・とほほ)。本作収録の歌モノ、そこで歌っている声が結構好みなのです、はい。
B.ブラッフォード・・・あれ、この人の作品CD棚にあったような・・・(ゴソゴソ)・・・やっぱり、あった、まともに聴いてないし・・・(汗&泣)
つい数日前に<Islands>を先に聴いたのですが、それとも全く違う世界の音で、「こりゃ、追いかける方も大変だよなぁ」と余計な所に感心したりもしました。
個人的には、ずばり、こちらの方が好み・・・かな(笑)
収録曲:
1.Three Of A Perfect Pair
2.Model Man
3.Sleepless
4.Man With An Open Heart
5.Nuages (That Which Passes, Passes Like Clouds)
6.Industry
7.Dig Me
8.No Warning
9.Larks' Tongues In Aspic Part III
こんにちは。
返信削除80年代クリムゾンがお気に召す方というのは
非常に珍しい気がしますが、
何もこのアルバム聴くのはクリムゾンファン
ばかりではないですからね(笑)
(黄)がいけるならdiscipline(赤)も
beat(青)も全く問題なく聴けると思いますので
よかったらご賞味ください。
ちなみに80年以降のクリムゾンの歌パートは
殆どブリューさんです。
(レヴィンはバックコーラス程度です)
ということでもうちょっとディープな音楽も
ご紹介しておきますがボウイのツアーに
参加したのはザッパのライヴを見たボウイが
ブリューをザッパバンドから引き抜いたからで
ザッパ時代のシーク・ヤブーティとか
ツアーライヴのBABY SNAKESも一聴の
価値ありです。
(ちなみにこの時期のザッパバンドのドラムは
テリー・ボジオさんです)
[おまけ]
エイドリアン・ブリュー選出
付き合いにくいアーティストベスト3
3位デヴィッド・ボウイ
2位ロバート・フリップ
1位フランク・ザッパ(笑)
コメントありがとうございます。
削除不思議と?A.ブリューのvoが「おぉっ!?」って感じで(^^;
人の好みは判りませんねぇ(笑)
なるほど、赤・青・黄とアルバムジャケの色なんですな。
しっかりとリストに載せました。ありがとうございます。
で、早々にA.ブリューものが気になりだして、CD棚を
ゴソゴソしていたらF.ザッパ氏の<Sheik Yerbouti>が
出てきた・・・例のモーホーのボビー君の歌が聴きたくて
入手したのですが、ずっとCD棚の肥やしだったのね(大汗)
あと、関連作品としてハービー・ハンコックの作品にも
クレジットがあったので、こちらもちょっと聴き直しが
必要に。
これら、順位繰上げでCDプレーヤーへ向かわせます(笑)