2012年12月24日
Feels Good to Me / Bill Bruford
リリース:1978年
コメント:どこやらで「(視聴)順を繰り上げて聴きます」と発言したものの、そのまま年を越しそうな気配が濃厚なので(笑)、ようようCD棚から引っ張り出してみました。
入手は随分前だったと思います(言わずもがな、小生の嗜好がジャズ・フュージョン、ジャズロックへ傾倒していた頃です)。
正直言えば、ここでアラン・ホールズワースが弾いている事すら視野にはなく、かと言ってビル・ブラッフォード聴きたさという事でもなかったような・・・
まぁ、これもその手の「情報本」を眺めていた時にインプットされた一枚だったのかと思いますが、そんな主体性のないマインドで対峙したものですから、記憶に残ろうはずもなく・・・(反省)
先日、しばらくぶりにA.ホールズワース作品を聴いた事で「ホールズワース節」がまたぞろ耳に心地よくなり&'80sクリムゾン作品を聴いた折にそこに名前があった事等から「聴き直し決定」と相成りました。
さて、B.ブラッフォードを時系列で聴いていない手前のハンデはあるのですが、どうも「どの辺りが巧いのか」がよく判らない・・・いえ、下手とか面白くないという意味ではなく、特徴的であるとかユニークであるとかといった部分がよく判らないなぁ・・・と(多少、機械的にも聴こえる細かさと言いますか、タイムの正確さみたいなもの?が、その技術力の一部なのかもしれませんね)。
寧ろB.ブラッフォード作品云々を抜きに作品全体としての成りはとても小生の肌に合うモノですし、何となく想像していたカチコチのジャズロックって風合いでもない辺りは好感触ではあります。
ヴィブラフォンの軽やかさが、軽さよりもクールさを出しており、柔らかさそのものはスパイス程度に使われているフリューゲルフォンが効果的に作用していますね。
加えて女性ボーカル(アネット・ピーコック)が絡むことでの不思議さ加減がこれまたよかったりします。
全般的にホールズワースさんのギターも(ここでは)ぐっと弾き込んだ感じで、'80sに入ってからの滑らか一歩手前ではありますが、これも非常に心地いいものでした(因みに、ベースはジェフ・バーリンですね。これも極テクを持つベーシストの一人として小生は記憶しております)。
追伸:確か2nd<One of a Kind>も入手済みだったと思っているのに、何故かCD棚から見つからず・・・うぅ・・・ひょっとして放出しちまったか?いや、2ndだけって事はあるまい・・・大掃除に合わせて探すか・・・トホホ(;_;)
収録曲:
1.Beelzebub
2.Back To The Beginning
3.Seems Like A Lifetime Ago (Part One)
4.Seems Like A Lifetime Ago (Part Two)
5.Sample And Hold
6.Feels Good To Me
7.Either End Of August
8.If You Can't Stand The Heat ...
9.Springtime In Siberia
10.Adios A La Pasada (Goodbye To The Past)
こんにちは。
返信削除本日は年末の大掃除でしょうか。
2nd見つかると良いですね(笑)
ブラフォードは80年代以降
エレクトリックドラムを
多用するので巧さは私もよく分かりませんが
(特にJAZZに本格的に取り組んだ
EARTHWORKS以降)
YESやクリムゾンといった
大物プログレバンドに在籍したことから
この分野のファンには大変根強い人気が
あります。
特徴的なのは高いピッチに
チューニングされているスネアドラムの音で
この音を聴くとビルブラが叩いていると
すぐ分かると思います。
ビルブラが一番活き活きしているのは
70年代のクリムゾン時代だと思いますので
複数のライヴ盤があまりに多くリリースされ
以前クリムゾンのBible Boxと言われていた
Great Decieverというお薦めのライヴBOXが
値崩れして3,000円ぐらいで入手できると
思いますのでご参考まで。
コメントありがとうございます。
削除1stから'80sへ飛びそして'70sへ…このクリムゾン探訪の道程は如何に(^^;
先ずは大掃除ついでに2ndの発見に努めます(笑)
そうそう、師匠のブログへの書き込みが全くできません。
アドレス引越し前だったのでその関係かと思っていたのですが、今も同じようです。
ご確認頂ければ幸いです。
こんばんは。
削除すみませんでした。
禅問答みたいですけど
コメントが書けないとはコメント欄に
書けませんよね(苦笑)
直ったと思いますが、まだ不具合が
あるようでしたら、すみませんが
ここを連絡場所に使わせてください。
よろしくお願いいたします。