評価：★★★★
コメント：今なおソロでも、クルセイダーズでも元気な活躍を見せてくれているジョー・サンプル(p,key)。
メジャーソロ作品としての初作であり名作でもあった＜Rainbow Seeker＞から数えて４作目となるのが本作。
これまでJ.サンプル作品には「リリカル」だとか「センチメンタル」といった形容が多く用いられていたと思いますが、本作では無論、その部分は存在していますが、非常にホーンセクションを全面に出す部分が多く、これまでに比べるとかなり賑やかな様相を呈しています。
殆どの楽曲をディーン・パーク(g)、エイブラム・ラボリエル(b)、B.ウィルソン(ds)を主軸とした布陣とし、これにジェリー・ヘイ、アーニー・ワッツ、L.ウィリアムス等のホーンセクションをのせてゆくパターンが小気味よく、メロディーラインなどはJ.サンプルの味がよく出ているにもかかわらず、風味はちょっぴりウエスト・コースト(^^;
本家のクルセイダーズも'80sになって＜Street Life＞の様な洒落た作品をリリースするようになった事と併せてみて見ると面白いですね。
収録曲：
1.The Hunter
2.Blue Ballet
3.Beauty and the Beast
4.Wings of Fire
5.Just a Little Higher
6.Night Flight
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