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2011年2月27日

Dinner With Raoul / Bliss Band


リリース:1978年
評価:★★★
コメント:英国バンドが、'70s末当時ドゥービーBros.に在籍していたジェフ・バクスターをプロデューサーに据えて作成したデビュー作。

リーダーのポール・ブリスの才(または憧れ?)に依るところなのか、はたまた、J.バクスターや同様に本作へ多大な貢献をしているマイケル・マクドナルドといったスティーリー・ダン経由の人材に依るところなのか・・・

よく言われるように、スティーリー・ダンの色合いを感じさせる楽曲(P.ブリスのvoもどこかドナルド・フェイゲンっぽい(^^;)が目につきます。

あまり無理をしせず、と言いますか、それ程スケールの大きさのようなものは感じないのですが、上手くまとめられており、AOR作品としては(ちょいレアな感じも手伝って)悪くはないと思います。
ただやはり、このままの色で突っ走るのは厳しかったと思います。

バンド(P.ブリス)の方向性がよく判らないのがもったいないようにも思えます。

2作目は聴いていないのですが、こういう雰囲気ではないとの情報もあるので・・・
収録曲
1.Rio
2.Over the Hill
3.Slip Away
4.Don't Do Me Any Favours
5.On the Highway
6.Right Place, Right Time
7.Stay a Little Longer
8.Here Goes
9.Whatever Happened
10.Take It If You Need It

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