評価：★★★★
コメント：ドゥービー・ブラザーズのナイス・ギター・ガイ、パトリック・シモンズがドゥービーBros.解散後（'80s）早々にリリースしたソロ1stアルバム。
ドゥービーBros.面子も多く参加している事もあり、どうかすると＜One Step Closer＞に続くドゥービーBros.作品としてもそれなりに通用しそうな勢いです(^^;
逆に言えば、もっとギター・メインで来る事も不可ではなかったと思うのですが、楽曲とvoに主体を置いたためか、それ程弾き込むようなところは見当たりません。
作品として大当たりした訳ではありませんが、'80s初期のAOR的な感触（≒後期ドゥービーBros.の感触）を楽しみたい方にはうってつけの作品ではないかと思います。
[2]がシングルカットされて小ヒットしているようです。
また、[3]はテッド・テンプルマンがプロデュースに名を連ねている一曲であり、コンポーザーは、当時、全米で名前が知られ始めたヒューイ・ルイスその人だったりします(^^;
またタワー・オブ・パワーのホーンセクションが何とも溌剌として気持ちのいい[7]、チャイライツのヒットナンバー[8]等、変化もしっかりと味わうことができます。
収録曲：
1. Out On The Streets
2. So Wrong
3. Don't Make Me Do It
4. Why You Givin' Up
5. Too Long
6. Knocking At Your Door
7. If You Want A Little Love
8. Have You Seen Her
9. Sue Sad
10.Dream About Me
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