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2015年11月9日

Kihntinued(邦題:土曜日の放課後)/ Greg Kihn Band

リリース:1982年
コメント:最近少しご無沙汰していた中古レコ屋にて、餌箱を覗いていたらコレがあり、中古レコ道(笑)の鉄則「見た時買い」に従い入手(そりゃ、1万円近くの値が付いて入れば別ですよ、マニアじゃないんだし(^^;)。

本作、グレッグ・キーン・バンドとして7作目にあたり、丁度、シスコのローカルなバンドから全米に名を馳せるそれへと順調に動いていた時期の作品かと思います。

前作<Rockihnroll>からは[The Breakup Song]がヒットチャートに登り、アルバムもつられてのヒットとなった事からか、余り時間を置かずに本作をリリースしてきました。

正式メンバーが1人増えて5人組としての作品作りになっての変化という点では、コンポーズの比重がG.キーンの占有状態から、バンド面子による共作状態に少し移行した点でしょうか。

それでもG.キーン・バンドの色と言いますか、どこかオールドスクールな香りを残しつつも、(当たり前ですが)'80sのアメリカンロックにスッと照準を合わせているあたりの上手さが何とも心地よいのです。

そうそう、ライナーにもありましたが、G.キーン自身は'60sの米英ポップス、R&B、R&R嗜好が強く、なるほど、言われてみればビートポップなノリをうまく活かした楽曲がそこかしこに見られるのもそういう背景があるからなのですね。

また、その歌詞についてはかつてブルース・スプリングスティーンが高く評価、賞賛したとの事もあり、何となくではありますが判る気がします。

シングルカットされた[A-2]も良いのですが、個人的にはどこかフォーキーなソウル感がいい(しかもギターでシンプルに弾き語る)[B-5]が素敵だなぁと。

閑話:
相変わらず再発の兆しなど見られないG.キーン...と思っていたら、いわゆるダウンロード販売では幾つかのアルバムは既に入手可能なのですね。

そっち方面(ノン・パッケージ)には依然として抵抗があって、加えて、ハイレゾだ、なんだかんだの論議にもついて行けず...ま、未だに安中古アナログ買っているくらいですから...ますますトホホな音楽好きオヤジに成り下がってきております。
収録曲
A-1. Happy Man
A-2. Every Love Song
A-3. Everyday/Saturday
A-4. Dedication
A-5. Tell Me Lies
B-1. Testify
B-2. Sound System
B-3. Seeing Is Believing
B-4. Higher And Higher
B-5. Family

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