コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2016年1月14日

The Sun, Moon and Herbs / Dr. John

リリース:1971年
コメント:小生が手にしたCD5枚組みボックスでは、同梱されているファースト作品から数えると3作目になるのですが、ディスコグラフィなどでみると、Dr. Johnの4作目として紹介されています。

このボックスに入っている作品は何もatcoレーベル下でリリースされたものであり、ディスコグラフィ上の3作目、タイトル<Remedies>、はatco以外のレーベルによるものだったのかも知れません。

もとい。前作までと比較すると、ようやく?聴き慣れたような風合いのサウンドになってきているのが分かります。

怪しさを漂わせる楽曲もまだまだありますが(笑)、これまでの作品でもみられたように(ゴスペルチックな?)女声コーラスとコロコロ転がるようなピアノがなんともファンキーな[2]が個人的なイチオシかなと。

当時、ローカルでの高い人気、加えて、スワンプ・ロックに代表されるこれまたローカル(米南部)色の強いロックの潮流、及びそれらに感化されたE.クラプトンやG.ハリソンの存在etc...が評価を集めていた事も追い風となり、Dr. Johnにも欧州でのツアー話が舞い込んできます。

そんな彼がイギリスに入った際に行われた本作のレコーディングに参加したのが、E.クラプトンを含むデレク&ザ・ドミノスの面子やミック・ジャガーだったりします。

なお、もともとDr. John自身は本作を3つの作品として世に出すつもりだったらしいです。が、最終的に叶う事はなく、本作のタイトルにのみその名残?があるのだそうです。
収録曲
1. Black John the Conqueror
2. Where Ya at Mule
3. Carney Crow
4. Familiar Reality (Opening)
5. Pots on Fiyo (File Gumbo) / Who I Got to Fall on (If the Pot Get Heavy)
6. Zu Zu Mammon
7. Familiar Reality (Reprise)

0 件のコメント:

コメントを投稿