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2016年11月7日

シンガーレディ / しばたはつみ

リリース:1975年
コメント:かつての上司(今は全く別の会社ですが、最近はとんと連絡もしておらず...)がこの方について少し話をしていたのを記憶しておりまして。

小生にしてみれば全く存じ上げなかった方ですが、その上司曰く「『オー モーレツ!』ってフレーズ聞いたことあるやろ?昔のコマーシャルやけど、バラエティとかでそのCM映像も流したりしてるし」てな事をおっしゃる。

「はい、聞いた事はありますけど、それが?」「その歌を歌うてたんが ”しばたはつみ” ちゅう人や」

正確には、当時は別名(はつみかんな)だったらしいのですが、まぁ、それはいいとして、その程度の認識だったのですが、例によって中古屋でブツを物色中にコレが目につき...
同封されていた帯には「『ルバン三世』で知られる大野雄二が手がけた2nd云々」とありまして、瞬間、小生の頭の中にはあのジャジーで黄昏た、大人びたムーディーなサウンドが浮かびまして...そんなこんなでの入手です(笑)

10歳そこそこで既に職業歌手の仲間入りをし、その後の海外修行を経て'74年に帰国、本作はいわゆる帰国後の「再デビュー」における2作品目(大野氏は1作目もプロデュースしていた)という次第。

[1]のグルーヴィー加減に思わず「おぉ!」と感心してしまったのですが、いやはや、当時でもこうしたグルーヴィーな演奏ができる方々はちゃんといらっしゃるのですね。
ドラムは村上”ポンタ”秀一氏、で、ビシビシとキメのベースラインを奏でているのは岡沢章氏...うっ、ぞんじあげ無い。

速攻で調べると、嗚呼、国内ではセッションミュージシャンとしては大御所の域に達していらっしゃる方のお一人だとか(焦)...加えて、吉田美奈子<ライトゥン・アップ>のリズム隊にクレジットされている!しまった...D.サンボーンとかM.ブレッカーに気を取られ、邦人のサポート陣をスルーしていたとは...不覚っ!

もとい。思ったのは寧ろ[1]が例外的かも知れず、と言うのも、他の多くはムーディー、ジャジーそしてメロウでして、これ、仮に帯の文句を読んでいなくとも「ルパン三世」の劇中に流れても何の遜色もない。

しばたはつみ その人が不二子ちゃんに思えてきますな(笑)

#ただ、この場合のルパン三世は第1期のそれでお願いします。

思いがけずいい感じの女性ボーカルものに出会った気がします。このまま大野氏プロデュースのしばたはつみ他作品にリーチするか、ちょっと方向を変えてライブ盤にでも行ってみるか...どうしようかなぁ
収録曲
1. シンガーレディ
2. もう一度聞かせて
3. ステージ・ドア
4. 折れたヒールの女
5. ショウガール
6. 帰らざる日々
7. 白夜の果て
8. 雨に流れて
9. 20世紀フォックス映画ファンファーレ〜シンデレラ・シューズ
10. 愛のプリズム
11. ララバイ・オブ・スター

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