The Sport of Kings / Triumph

リリース：1985年
コメント：リリース年代からすると、ある意味、視聴傾向的にはど真ん中だった可能性もあるのですが、何故か、トライアンフについては全くタッチすることなく今に至っています。

先日、某邦人バンドのベーシストの方がWebで連載している記事を読んだ際に、トライアンフについて触れられておりまして、何気に動画サイトで視聴してみたところ...やっぱり年代的には惹かれる音作り(^^

リック・エメット（g/vo）、ギル・ムーア（ds/vo）、マイケル・レヴィン（b/key）のスリーピースバンドで、'75年にカナダで結成されてから不動のメンツで活躍しており、最高潮だったのはやはり'80sというのが衆目の一致するところです。

＃'88年にR.エメットが脱退しますが、2008年に復帰したとのこと。

これまた某ブック◯フの放出棚を漁っていたところ、本作が捨値で出されていたのを見つけてレスキューしてみました（即ち、これが小生におけるトライアンフ初作品入手ということになります（笑）。

フォリナーやジャーニー、ボストンを引き合いに出すまでもなく、AOR的なアプローチを組み入れたHRという、まぁ、年季の入ったHRファンには何れ害毒と思われている'80s HRですが（笑）、総論すればそうした音がココには溢れています。

シャキッとしたギターサウンド、シンセによる演出、何よりも明確でキャッチーなメロとR.エメットのハイトーンなボーカル...要素としては揃い過ぎております。

＃ギターも上手いのですが、所謂、弾きまくりでは決してありませんね。
＃そういう所も好感度大、です（笑）

小生にしてみれば、勿論、好物の範囲に入りますので何ら問題はありませんが、聞くところによると、トライアンフの従来の音作りが変化したと目されるのが本作辺りなのだとか。

取り敢えず一番先にこれを耳にした事に大きな意味はないのですが、因みに、前後作品も既に入手しておりますので、「比較」という事も意識して残りの入手作品と対峙してみようかな、と思っております。
収録曲：
1. Tears In The Rain
2. Somebody's Out There
3. What Rules My Heart
4. If Only
5. Hooked On You
6. Take A Stand
7. Just One Night
8. Embrujo
9. Play With The Fire
10. Don't Love Anybody Else But Me
11. In The Middle Of The Night