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2017年8月6日

あゝ、我が良き友よ / かまやつひろし

リリース:1974年
コメント:今年の春先に亡くなられた「ムッシュかまやつ」こと、かまやつひろしさん。勿論、スパイダースのギタリストとして活躍されていた程度の事は承知しておりましたが、寧ろ、TV番組でナチュラルな面白さを漂わせるおじさん、としてマチャアキや井上順あたりにイジられている記憶の方が遥かに鮮明だったりします。

たまたま休憩中に動画サイトで視聴した[14]にいきなり琴線を鷲掴みされまして(^^; 恥ずかしながらそそくさと中古円盤店で仕入れてきました。

何に驚いたかと言えば、その[14]のレアグルーヴ感に引けをとらない[1]の和レアグルーヴ感。おいおいおい...とクレジットをみれば、おぉ松本/細野タッグではないですか(^^

[3]の柔らかいオルガンとブラスの心地よい響きに乗った郷愁のある歌詞...と、こちらは加藤和彦氏の提供...井上陽水氏は[6]を、大瀧詠一氏は[8]を、遠藤賢司氏は[13]を、そして、ある意味メインとなる吉田拓郎氏は[5]、[10]等、一流どころをよくもこれまでと配した作品なのですね。

どちらかと言えばロック系なかまやつ氏が四畳半的な方々からの楽曲を歌うというのもアンバランスなのかなと思いながらも、そこはやはり結果が大事な訳で(^^; いいですねぇ、これ。

因みに[14]のバックを務めているのはウェストコーストの白人ファンクバンド、Tower Of Powerという事で、何でも、当時来日していた彼らにダメもとでオファーを出したらあっさりOKされたのだとか。

それにしても[14]の歌詞の凄まじさよ(^^; 適当な書き散らかしとも取れますが、後半に行くと何とも哲学的と言いますか、人生の芯をカッコーンと喰ったような感じです。

編曲にクレジットがあるGreg Adamsとは、Tower Of Powerでtpやflg-horn等を操るアレンジャー兼任のメンツの一人のようですね。
収録曲
1.仁義なき戦い
2.道化役
3.サンフランシスコ
4.DARING
5.歩け歩け
6.ロンドン急行
7.TOWER OF LONDON
8.お先にどうぞ
9.男の部屋
10.我が良き友よ
11.何とかかんとか
12.根なし草
13.OH, YEAH(小学校低学年用)
14.ゴロワーズを吸ったことがあるかい

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