リリース:1977年
評価:★★★★
コメント:カーラ・ブレイ(org、p、vo)がJCOAの仲間を集い、リズム隊にはStuffの面子を召集して創り上げた'77年の作品。
Stuffとは何だかまるで方向性が違うように想像していたのですが、R&B的な土壌は両者に共通する部分が多分にあったのでしょう。
C.ブレイと聞くだけで、「前衛的」とか「小難しい」と思う小生のような者でも、少なくともここではそのような心配はここでは一切無用。
C.ブレイのorgも、ロズウェル・ラッドのtb(チューバ)も凄く耳に馴染みます。
それにしても、R.ラッドのtbはいいですね。すっかりハマってしまいました。
また、コーネル・デュプリー先生、エリック・ゲイル先生の両先生にもそれぞれギターソロを取っている曲があるのも、Stuff好きには嬉しい限り。
[2]でのソロなど「激シブ」です(gはE.ゲイル先生)。
敢えて、「弾きまくっていない」のが良いでのです、はい。
アルバム全体から流れてくる音の気持ち良さ・・・何だか全ての音がセピア色に見えてきそうな、どこか優しく、懐かしさすら覚えます。
収録曲:
1.Sing Me Softly of the Blues
2.Dreams So Real
3.Ad Infinitum
4.Dining Alone
5.Song Sung Long
6.Ida Lupino
7.Funnybird Song
8.A New Hymn
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