リリース:1975年
評価:★★★★
コメント:ふっとしたきっかけで'70sの日本ジャズ・シーンにとても興味を持つようになった私ですが、そんなコンテキストで次に入手したのが大野俊三氏(tp)の本作。
何の前知識も無いまま聴いたのですが、先ず初っ端のタイトル曲[1]の素晴らしさに打ち負かされました。
CD帯には「エレクトリック・マイルス云々」というコピーが見えていたのですが、私自身が未だマイルス・デイビスについては殆ど未聴なので対比する事自体が出来ません。
が、このカッコよさはどうでしょう。
クラビネットがゴンゴン鳴る中、大野氏のトランペットが加速度的な前進を見せるこの一曲で、もう本作を入手した元手は取り返したようなものです(^^;
菊地雅章氏(org)、レジー・ルーカス(g)など、M.デイビスがらみのバックも素晴らしいです。
ますます'70sのジャパニーズ・ジャズの多様性に興味を抱かされました。
収録曲:
1. Somethings Coming
2. You Dig That?
3. I Remember That It Happened
4. Bat It's Not So
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