リリース:1978年
評価:★★★★
コメント:本多俊之氏(as、ss、fl)のファーストソロです。
実は氏の作品を聴いたのは本作が初めてですが(且つ、リアルタイムではないですが)、まぁ、よく歌ってますね。
気負いというものを感じさせず、各曲で自在にメロディを紡いでゆく力量は流石に(当時)期待された人材であったことを窺わせてくれます。
単純な思考の私などは、「as=デヴィッド・サンボーン」がいの一番に浮かんでくるのですが、純粋にファーストアルバムのクオリティという点なら本作の方が上なんじゃないでしょうか?
特に、本多氏自らの手による楽曲のセンスの良さは特筆ものです。
D.サンボーンの才能と直接コンペアしている訳ではありません。誤解なきようお願いします。
また、あのシーウィンドが全面バックアップしている点も効果絶大。
まさに、'70s末のJフュージョン人気が爆発する頃を代表するいい作品だと思います。
収録曲:
1. アウト・イン・ザ・ヤード
2. ソウル・フード・カフェ
3. ザ・プリーチャー
4. 男が女を愛する時
5. エイント・ザット・ラヴィン・ユー・ベイビー
6. ロンリー・アベニュー
7. レット・ザ・グッド・タイムス・ロール~ファンキー・ママ~クウェイカー・シティ
8. バッド・バッド・ウイスキー
9. アット・ザ・テーブル
10. モージョー・ウォーキン
11. プリーズ・センド・ミー・サムワン・トゥー・ラヴ
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