リリース:1971年
評価:★★★★
コメント:CTIに残した作品であれば、王道は<Sugar>('70年作)となるところでしょうが、次作にあたる本作も外せない一枚ではないでしょうか?
フレディ・ハバード作の[1]での熱いブロー(エリック・ゲイル先生のギターもすっごくカッコいい)。
[2]でのゴスペルタッチのブロー(女性コーラスとリチャード・ティーのオルガンもいい感じ)。
ミルト・メシナント作の[3]では、アイルト・モレイラのpercにのっての弾けるようなブロー。
[4]ではゆったりとしたバラードを・・・と様々な顔のミスターTを拝むことが出来ます。
CTIというレーベル・カラーも、そしてミスターTの演奏力も無論大切な要素ではありますが、デオダードの全面的なアレンジが見事に活かされていると思います。
ジャズファンの方がCTIレーベルをどのように見られるのか別として、<Sugar>に引けを取らない秀作だと思います。
個人的に一番関心を持っている部分は[5]でのE.ゲイル氏のプレーだったりして (^^;
収録曲:
1. Gibraltar
2. I Told Jesus
3. Salt Song
4. I Haven't Got Anything Better To Do
5. Storm
6. Vera Cruz
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