リリース:1975年
評価:★★★★
コメント:エディー・ヘンダーソン(tp、flgh)のブルーノートでの初録音となる本作は、[1]からしてエレクトリック/フュージョンを地で行くイカしたナンバーで幕を開ける、この時期のE.ヘンダーソンを如実に表す作品だと思います。
多分、次作<
Heritage>よりも、明確にそれが判るような気がします。
本当にこの手の音楽に「憎いほど」よく合っているE.ヘンダーソンのtpも然ることながら、ほぼ全曲、アルフォンソ・ジョンソン(b)とハービー・メイソン(ds)のリズム隊で占めている辺りが、この軽快なのに浮ついたところのないビートを生み出しているのではと思います。
[3]で小刻みに現れる幾通りものドラムパターンに、H.メイソンのセンスの良さを感じます。
ジョージ・デュークのシンセがスペーシーな広がりを美しく支える[4]、ベニー・モウピンのバスクラリネットが印象的なソロをとる[6](ボビー・ハッチャーソンもこの曲をプレーしています)など、レア・グルーヴのコンテキストからも十分リスペクトされると思う作品です。
収録曲:
1.Explodition
2.The Kumquat Kids
3.Sunburst
4.Involuntary Bliss
5.Hop Scotch
6.Galaxy
7.We End in a Dream
0 件のコメント:
コメントを投稿