リリース:1977年
評価:★★★★
コメント:数々のビッグネームの下での演奏で知られるサックスプレーヤー、カルロス・ガーネットが'77年に残した初リーダー作。
よりモダンに、よりアグレッシヴにブラック・ミュージックを表現しようとしていると思しき楽曲とプレー(因みに全曲自らのコンポーズ&アレンジ)。
確かに激しく吹いてはいるものの狂気的という訳ではなく、ある程度の抑制が吉と出ているように思います。
無論、ライブでもそうだったのか否かは知りませんが。
加えて、若きディー・ディー・ブリッジウォーターのヴォーカル。
何とも精神を鼓舞させるような素晴らしい歌いっぷりなのです。
先ずは是非[3]をご賞味ください!
また、各ソロイストが目一杯のフレーズを披露する[5]もイチ推し。
何度か現れる二拍三連のフレーズが妙に気持ちいいのです(^^;
時にスピリチュアル、時にファンク、そして中心を貫くブラックなジャズ・・・と、ある種クロスオーバー的な要素も漂う渋い作品です。
ノーマン・コナーズ(ds)やムトゥーメイ(perc)なども参加。
収録曲:
1.Black Love
2.Ebonesque
3.Banks of the Nile
4.Mother of the Future
5.Taurus Woman
6.Banks of the Nile
0 件のコメント:
コメントを投稿