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2014年3月8日

Not A Word On It / Pete Carr

リリース:1976年
コメント:先頃まとめて聴き直したレオン・ラッセル初期作品群の中で、マッスル・ショールズ(MC)のスタジオミュージシャンとのセッションが収録されたものがありました(2nd作品ですね)。

L.ラッセルのその作品に参加していたマッスル…のギタリストはジミー・ジョンソンという方で、この方が所謂ファーストコールのようです。

ただ、ソロ作品を探してみたらこれが見当たらず、いい意味で、堅気なスタジオミュージシャンのスタイルを貫く方なのかも知れません。

#CD棚からアレサ・フランクリン作品を引っ張り出して眺めてみると、
#そのお名前がアチラコチラに散見されました。トホホ。

もとい。で、その他にもギタリストはいるだろうなぁと調べてみて、最初にヒットしたのがこの方、ピート・カー。

本作に付属していたノート(ライターは熊谷某氏で、フュージョン系評論家として小生は承知した名前)を見てみると、早くからデュエイン&グレッグ・オールマンと接触していた経緯から、オールマン・ブラザーズ・バンドが結成される際には入閣(^^;の依頼もあったらしいです。

が、P.カーはこれを断り、結果としてオールマン・ブラザーズ...にはディッキー・ベッツが参加する事になったのだとか。

さてそんなP.カーの初ソロ作品ということで、ある種の開放感が含まれた、でも、R&Bとかスワンプロックのそれを十分に堪能できそうなギターワークが楽しめるのかと期待をしていおりました。

入手したCDはワーナーが「(新)名盤探検隊」と称した企画の中で遡上に上がった1枚でもあり、帯には「インスト・ロック好盤」の文字が...んっ?と思いながら視聴を進めると、なんと全曲インストゥルメンタル。

#熊谷氏がノートを書いていたのはそのせいか?(笑)

まるっきりフュージョンというテイストではありませんが、何となく、もう少し土っぽい感じを期待していたのは事実ですので何と申しますか…(^^;

全体的に洒落ている感じがあるので、スワンプ・ロック=>マッスル・ショウルズ=>…の流れでの期待を抱いたままココへ突入すると、場末の飲み屋のつもりで入り口の扉を開けると、小洒落たバーだった…みたいなギャップにちょっと戸惑うような感じですかね。

それでもやはり「ギター弾きが好き」という根本的な小生の興味を満たしてくれている事には違いなく、エモーショナルな[1]、ミディアムなファンクナンバーでのグッとした弾き込み具合がカッコいい[6]などは(小生には)よく響きます。

視聴をしながらこの方の参加作品をチロチロと検索してみたら、ポール・サイモン作品<There Goes Rhymin' Simon>にも、ボブ・シーガー作品<Against The Wind>でも活躍しているのですね。

#はい、これらは再視聴決定(爆)
収録曲
1.Tuscumbian Lover
2.Foxfire
3.Jurney With The Breeze
4.On Lucifer's Knee
5.Theme From Sparkle
6.Trapped In A Bubble
7.Broken Stone
8.Race Of The Computers
9.Twisted Hair

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