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2014年11月22日

Parade / Prince and the Revolution

リリース:1986年
コメント: 前作で「今サージェント・ペッパー」を世に送り出した殿下は、既にそれまでのようソウル音楽に対峙する際の一般人のイメージなど簡単に飛び越え、既に殿下風ソウル、否、殿下音楽の形成をなし終えているような感さえ漂わせ始めておりました。

本作<Parade>は単品作品ではありますが、当時、殿下が主演+監督としてお取り組みになっておられた映画(「アンダー・ザ・チェリー・ムーン」)のサウンドトラックという位置づけにもあります。

案の定、うぉっほん、残念ながら映画の興行成績としては奮わなかったという事もあってか、殿下自身も本作に対する自己評価は高くないようです。

何でも、「(収録曲の1つである)[Kiss]以外は胸を張って推せるモノは無い」みたいな感じの事を言ったとか言わなかったとか。

それでも...と言っては失礼ですが、アルバム自体は最高位で#2、シングルカットされた[Kiss]はシングルチャートで#1を獲得しております。

飽くまで殿下自身がそう言った(思っていた)という事であって、コレまでの作品と比して面白くないのかと言えばそんな事はありません。

冒頭に述べましたように、「今サージェント・ペッパー」(<Around The World In A Day>)のカラフルさや多様さで殿下それまでの音楽とこれからの音楽とをある程度想像させる作り方を知らしめた後、そこから更に前進しよう(当然ながら、更に良いモノを制作しよう)との想いの下で作成されたものですから、悪かろうはずはありません(よいしょし過ぎか(^^;)

あの[Raspberry Beret]の華やかさにも似た雰囲気の[1]や、ダウンな流れの[4]、変態的な(笑)ファンクに続く美しいピアノが印象的な[7]、ズンガッ、ズンガッとゲートエコー?が如何にも殿下ファンクな味を出す[8]、オーラスで6分越えのアコースティックなバラッド[12]。

まぁ、素人何を書いてもあまり響くものではないとは思いますが、所謂、名作(名盤)おすすめ等のキーワードで検索すると、結構、本作が玄人筋でウケがいい事に気づかれるのではないかと思います。
収録曲
1.Christopher Tracy's Parade
2.New Position
3.I Wounder U
4.Under the Cherry Noon
5.Girls & Boys
6.Life Can Be So Nice
7.Venus De Milo
8.Mountains
9.Do You Lie?
10.Kiss
11.Anothetloverholenyohead
12.Sometimes It snows In April

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