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2015年1月7日

Here Comes the Night / Graham Bonnet

リリース:1994年
コメント:例によってジョグついでに立ち寄った◯ックオフにて本作を見かけ、何となく珍しいのではないかなと思い入手しました。

珍しいか珍しくないかは各人の考え方次第ではありますが、ヤーさん(グラハム・ボネット)の作品が◯ックオフにも並ぶものなんだ、という点が何とも新鮮に思えましてね(^^

さてさて本作の内容ですが、「ヤーさん好き」を公言している割には事前知識はほぼゼロでして、ライナーをつらつらと詠んだところ、若手メタルバンドであるImpellitteriに参戦して<Stand in Line>(’88年)のリリースを支援するもこれ一作のみで脱退。

その後、例のコージー・パウエルからのお声掛けがあったのか、あの「目的不詳のユニット」(^^であるForcefieldに参加。

その後はしばらく音楽との接点を絶っていたらしいヤーさんですが、いわゆる「復帰作」に相当するのが本作なのだそうです。

以前、何かのレビューに書いたかも知れませんが、個人的にはヤーさんがハードロック畑だけで歌っているのは常々勿体無い事だと思っておりました。

加えて、本人が「ジョン・アンダーソン(YES)やビーチ・ボーイズのように歌うのが好き」と言っていたくらいですからね。

プレーヤーで再生を始めると耳に飛び込んでくるのは、なんとも賑やかで暖かそうなR&Bテイストの楽曲…っと思ったら、フォー・トップス(だけじゃなく、結構、有名どころもこぞって)のカバーなのですね。

で、コンポーズを見ると、おおっ!ネ申ライティングチームのホーランド=ドジャー=ホーランドですね(^^

これは…と思い、収録曲のクレジットを眺めてみると、[2]はバート・バーンズ(ヴァン・モリソンが歌っていたらしいのですが、小生はボウイさんが<Pin Up>でカバーしていたモノを想起(^^)、[4]はヤーさんが初めて勤めたデュオバンドMarblesの唯一のヒットで、コンポーズはおやおやギブ兄弟(ビージーズ)でしたか、[6]はサム・クック、[7]はジェームス・ブラウン、 [8]はレイ・デイヴィス(キンクス)、[11]はエルヴィスが歌ったモノらしいですが、レイバー&ストーラー(コースターズの[Yakety Yak]とかを書いたライティングチームですね)のコンポーズだったのですね...などなど、なるほど、ヤーさんの歌いたいモノをピュアセレクトしたって事のようです。

まだ’90s初めの頃の作品ですし、ヤーさんの声もまだまだ出ています(尤も、スタジオ盤ですからねぇ〜(^^;)ので、ハードロックじゃないヤーさんを聴いてみたかった小生としては特に異をとなえる必要もない作品でした。

昔&当時の親交からだとは思いますが、演者としてドン・エイリー(key)、レイ・フェンウィック(g、コンポーズ&プロデュース)といった方の名前が見えております。

レイさんのギター...期待していた訳ではありませんが、期待してはいけません(爆)それでも[5]、[12]のコンポーズはいい感じだと思うのです。
収録曲
1. SOMETHING ABOUT YOU
2. HERE COMES THE NIGHT
3. LONG TIME GONE
4. ONLY ONE WOMAN
5. PLEASE CALL ME
6. A CHANGE IS GONNA COME
7. I'LL GO CRAZY
8. I GO TO SLEEP
9. LOOK DON'T TOUCH
10. EYES OF A CHILD
11. DON'T
12. WHAT SHE SAYS, YOU HEAR IT MEANS

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