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2015年6月8日

Take Double / Clark Terry & John Faddis

リリース:1986年
コメント:あまりの「振れの大きさ」にブログをご覧いただいている方の中には「どんな音楽の聴き方してんねんな?」とツッコミを入れて来られる方も...いませんが、確かにあっちこっち手当たりしだいという 観はあるかも知れませんね。

フュージョンから少しジャズ本体への興味が出始めていた頃、某ジャズ本(今でも偶に何かいいモノないかなぁ的に読み返したりしています)で本作が掲載されていたのを見て、またそのコメントに惹かれて入手した品の1つです(なので今から10年以上前に入手したモノですね)。

で、何に惹かれたかと言えば、これ、A面の[1]および[2]が聴きたかったからなのです。
'80s初め頃でしょうか。サントリーがウィスキーのTV CMに大物ジャズミュージシャンを起用していた時期がありました。

H.ハンコックとかR.カーターとか、ちょっと時期はズレるかもしれませんが、B.ジェームスもでていましたっけ。

で、そんなシリーズの中でこの方々の演じる楽曲も採用されていたのですね。

尤も、そうと知ったのは前述のジャズ本を読んだのがきっかけなので、オンタイムでそうと知っていた訳ではありませんが。

タイトル曲の[2]がそうであったのですが、どうやら[1]も使われていたとのことで、この方々を採用したCMは2本放送されたということですね。

C.テリーはストレートなジャズファンのからの支持が強いベテラン(かのマイルス御大も若かりし頃はこの方の教えを受けていたとか)ですが、小生はもう一人のJ.ファディスの名前と音の方が親しみがあります。

というのも、J.ファディスはフュージョンのコンテキストでもしばしばお目にかかる機会が多く、その突き抜けるようなハイトーンブロウはテクニカルな曲調だけでなく、爽快さを演出したい曲にもとてもフィットするものです。

尤も本作はジャズ作品ですのでそうした部分を楽しむものでは無いことは承知しております(^^;

ともあれ、決してイイ聴き方では無い事は百も承知ではありますが、あまり難しく考えずに、その昔耳に飛び込んできて記憶に残っているメロディを、改めてコンテキストを押さえながら視聴するのもオツなものです(おっさんがノスタルジーに浸っておセンチになってんじゃねぇーよっ、ってツッコミは甘んじて受けます:-D)
収録曲
[Side A]
1.Straight Up
2.Take Double
3.Traffic Jam
4.Blues For K.K.
[Side B]
1.Miami Stretch
2.It Don’t Mean A Nothing (If It Ain’t Got That Swing)
3.Climing Old Fuji

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