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2004年12月4日

Bleak House / Terje Rypdal


リリース:1968年
評価:★★★★
コメント:過去に1枚だけリーダー作<Odyssey>('75年作)を聴いたことがあったのですが、そこで演じられていた音が非常に好みの音(正にジャズロック的)であったため、すっかり気に入ってしまいました。

本作はテリエ・リピダル(g)の初リーダー作であり、先述の作品とは多少色合いは異なっていましたが、この「どこかモヤッとしながらも、フワリとした音色」・・・これもかなり気に入りました。

ハモンドオルガンとのアンサンブルが気持ちい[1]やビッグバンド的なスタイルでのスウィンギーなプレーを聴かせる[2]、フリージャズの要素とアンビエントな色合いを併せ持つような[3]、いきなりフォークソングチックな[6]など等、変化に富むという点では面白いほど多面的です。

はっきり言えば、お気軽に聴ける作品ではないでしょうし、それ以前に、かなり音楽的嗜好性が限定される方向き(^^; かと思います。

とは言え、彼の以降の活動を見ればジャズ的な要素を好む方、ジャズロック的な要素を好む方には決して眉をひそめる作品ではないと思います。

[4]辺りの(ギターそのものの)プレーはロック的な要素が濃く出ています。

若きヤン・ガルバレク(sax、fl、 etc..)が猛烈なブローをかましている等、付加的要素もありますが、個人的にはT.リピダルにフォーカスしていますので、それで十分お釣がくる程楽しみました(^^;
収録曲
1.Dead Mans Tale
2.Wes
3.Winter Serenade
4.Bleak House
5.Sonority
6.A Feeling of Harmoy

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