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2007年4月8日

Alone Together / Dave Mason


リリース:1970年
評価:★★★★
コメント:デイヴ・メイスン(vo、g、produce)のソロアルバムはおろか、他アーティスト作品における活躍も、更に言えばトラフィックでのそれも殆ど聴いてはいないのですが・・・

やはり手を出そうとするからにはソロ1作目にあたる本作から入るのが良いかと思い入手しました。

トラフィック脱退後は先述のように他アーティストとのセッションやライブでの活躍を経て来た中にあって、デラニー&ボニー&フレンズとの関わりが少なくなかった故か、[1]-[3]あたりの感触はD.メイスン流のアーシーな米ロックを強く感じさせます。

デラニー・ブラムレット(g)、ボニー・ブラムレット(vo)、リタ・クーリッジ(vo)、レオン・ラッセル(key)、ジム・ケルトナー(ds)などの参加メンバーがそれを感じさせます。

しかしそれ一辺倒という訳ではなく、[6]のような心に響く楽曲や[4]のような英ロック的響きを感じさせるものもあり、先ずは、そのブレンドの上手さが面白味の一つかと思います。

共同プロデュースのトミー・リピューマの手腕という部分も少なくはないでしょう。

派手さや過剰な飾り、外連味などなく、ゆっくりとした中で楽曲の一つ一つをとても丁寧に扱っている、そんな印象を受けています。

飛び抜けて饒舌なヴォーカルではなく、ストレートさや楽曲に対する真摯さが伝わる名盤と言えるのではないでしょうか。
収録曲
1.Only You Know and I Know
2.Can't Stop Worrying, Can't Stop Loving
3.Waitin' on You
4.Shouldn't Have Took More ThanYou Gave
5.World in Changes
6.Sad and Deep as You
7.Just a Song
8.Look at You, Look at Me

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