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2007年6月7日

Forward Motion / Section


リリース:1973年
評価:★★★★
コメント:ダニー・コーチマー(g)の名前だけはキャロル・キングのコンテキストで知ってはいたのですが、セクションというバンドは5、6年前までは知りませんでした。

いつか聴こうとは思っていたものの、CD化が進んでいない為、なかなか願いが叶いませんでした。

ここに来て、サードセカンドアルバムである本作が日本盤としても出されたのでさっそく入手してみました。

時代的にはクロスオーバーからフュージョンといった音楽が生まれてきた頃にも重なり、一聴した時にはロック的アプローチの強いクルセイダーズのような感じも受けました。

アーシー過ぎず、かと言ってテクニカルな面が先行している訳でもない。

その辺りがクルセイダーズともラーセン=フェイトン・バンドとも、スタッフ辺りとも違う、セクションの特徴なのかも知れません。

モノトーンのシンセ、揺れるフェンダーローズ、曲との一体感を最優先した、なんともくすぐられるギター。

セッション系ミュージシャンの協同体だけあって、良い意味で同じような背景のTOTO辺りとも全く異なり、時にメロウで、時に前衛的で、時にストレートな曲があったりと、何と言いますか、非常に肩の力を抜いたような気楽さ/一種の脱力感?も、これまた魅力の一つかと思います。

それにしても、何故サードセカンド作品だけ?がこのタイミングでCD化になってたのでしょか?

それともファースト、セカンドサードもCD化されているのでしょうか?

補足:
その後、ファースト、セカンドサードも一度はCD化されていた事を知りました。

ただ、今現在では入手困難には変わりありませんが・・・
収録曲
1.Smilin' Ed
2.El Mirador Bolero
3.A Kind of Albatross
4.One Drum
5.Bullet Train
6.Forward Motion
7.Baby Lame'
8.Get Down, Philtdown
9.The Garden of Ryoanji
10.Burning Bush

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