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2009年6月20日

Shukuru / Pharoah Sanders


リリース:1985年
評価:★★★★
コメント:いつになく穏やか、と言うと誤解されるかも知れませんが、やはり全編を通じて感じるのは優しさや柔らかさといった部分が前面に出されている点でしょうか。

ジャズクラシックナンバーとも呼べそうな[2]や[5]は、言われなければファロア・サンダースのプレーだとは気付かないかも知れません(^^;
素晴らしくムーディーなのです。

何よりも、そこかしこにシンセサイザーらしき音が含まれている点も本作の特徴の1つではないでしょうか。

それが目立ち過ぎる事はありませんが。

P.サンダース作品ではお馴染みのレオン・トーマスのvoによる極楽的な曲[6]が寧ろ少し特異に思えるくらい作品全体の雰囲気は他作品とは違うと言えるかも知れません。

なお、<Shukuru>とはP.サンダース夫人の名前であると共に、スワヒリ語では「感謝」といった意味を持つのだとか。

ちなみに裏ジャケにある美しい女性、それが奥様(^^;

更に、表ジャケは奥様の手による写真だとの事。仲のよろしいことで(^^;
収録曲
1.Shukuru
2.Body and Soul
3.Mas in Brooklyn [Highlife]
4.Sun Song
5.Too Young to Go Steady
6.Jitu
7.For Big George

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