評価：★★★★
コメント：トッド･ラングレンのソロ作品とは対照的に、かなりハード、否プログレッシヴ･ロックの色合いが濃いユニットであるユートピアの２作目。
T.ラングレン自身も含み、老練なメンバーの腕による楽曲はもう完成形と言っても良いかと思います。
[2]のようなポップさ主体の楽曲もあれば、メッセージ主体の[6]のような楽曲もある。
１８分強に及ぶ[7]も聴き所の1つかと思います。
米系のアーティスト（バンド）としては、この時期、結構緻密な音楽性をも武器に活躍していた一つではないかとも思います。
ソロであれユニットであれ（更に言えば、他アーティストのプロデュースにまわっても）、それぞれの面白さを持つT.ラングレン。
とっつき易さ／難さは聴く側の嗜好の問題ではありますが、こういう音楽性を持つ稀有なアーティストとして個人的には好きな一人ではあります。
収録曲：
1.Overture: Mountaintop and Sunrise/Communion With the Sun
2.Magic Dragon Theatre
3.Jealousy
4.Eternal Love
5.Sunburst Finish
6.Hiroshima
7.Singring and the Glass Guitar (An Electrified Fairytale)
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