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2013年10月5日

Otis Blue : Otis Redding Sings Soul / Otis Redding


リリース:1966年
コメント:久し振りにソウル作品をと思い安棚を物色していたらコレが…小生は根が貧乏性なので、株で言えば「値崩れしない銘柄」みたいな作品が安値で放置されていればすかさずゲットしてしまいます(苦笑)
恥ずかしながら、小生におけるO.レディングというのはそれこそ[(Sittin' on) The Dock of the bay]くらいでしか情報ストックがない御仁でして、それも'86年にマイケル・ボルトンというボーカリストが<The Hunger>というアルバム内でその曲をカバーしていた事からの逆引きでした。

アメリカン・ロック〜AOR辺りの感触で売っていた頃のM.ボルトンは多少聴きかじりましたが、バラーディア専業?みたいなスタイルになりだしてからは、ぱたりと聴かなくなりましたねぇ、小生は…

もとい。O.レディングのナンバーとして知っていた数少ないナンバーの1つである[2]が収録されている事でリーチの障壁が下がった事は当然にして、テンプ(テーションズ)のヒット[7]や、転石sのカバーでも有名な[10]といったナンバーを併せ聴く事で、いや、これはイイ買い物をしました(笑)

ソウル/R&Bと一括りにしてしまいがちですが、個人的には「心情的に聴かせる、煽る」のがソウルで、「心身的に揺さぶる、踊らせる」のがR&B、と勝手にカテゴライズしています。

O.レディングは前者になるのでしょうが、この作品だけでもよくそれは判ります。本作には先のテンプのカバーの他にもソロモン・バーク(この御仁もソウルシーンでは重要人物の一人ですが、リーチできておりません(焦)、サム・クック(S.バーク同様、嗚呼)、B.B.キング etc..様々な所からのカバーが多くみられます。

ソウルマンには違いないのですが、その歌いっぷりには、無論、艶もあるのでしょうが、ザックリとしてどこかロックにも通じるようなさっぱり感があるような気がします。
#転石sがコピーしたかから、そう思えるのかも知れませんが。

言わずもがな、バックにいるブッカー T.ジョーンズ(p、org)、スティーヴ・クロッパー(g)、ドナルド・"ダック"・ダン(b)、アル・ジャクソン(ds)といった、MG'sのコアメンバであります。

#アイザック・ヘイズもp/orgでクレジットされているのですねぇ。フムフム。

一時期に比べると「ソウル道」にかける時間は少なくなってしまっていますが、こうして直球ソウルを聴くと、またぞろ「ソウル虫」が騒ぎ始めるかも(^^;
収録曲
1. Ole Man Trouble
2. Respect
3. A Change Is Gonna Come
4. Down In The Valley
5. I've Been Loving You Too Long
6. Shake
7. My Girl
8. Wonderful World
9. Rock Me Baby
10. Satisfaction
11. You Don't Miss Your Water

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