コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2015年6月28日

アブソルート・シングルス(原田真二A面コレクション) / 原田真二

リリース:1986年
コメント:いや〜安棚にあったの見て我慢できずに...(笑)当時の音楽番組(TBSのザ・ベストテンだったか)に出てきたこの方を見て、当時小学生(高学年)の小生は「歌謡曲っぽくもあり、ぽくもなし...」みたいな感触を持ったのを覚えています。

なんと言いますか、予定調和的な曲進行じゃない、ちょっとだけ捻った感じといいますか。

特にオンタイムでは[1]-[4]は耳にタコ...とまでは行かずとも、よく聴きましたねぇ。

そうそう、当時は家にプレーヤーなどなく、ラジオカセ(モノラル!(爆)をTVの前に置いて、生活音と共に録音していましたっけ。

#なので、親父のくしゃみとかもそれなりの音量で拾われてしまい(泣)

こうしたシングルA面コレクションは様々な歌手/アーティストのものがあるのでしょうが、まぁ、知っている曲がずらずらと出現してくるのはいいのですが(もちろん、それを期待している訳ですが)、なんとなく食傷気味になってしまうのも事実かと。

加えて、小生としては[1]-[4]辺りが最も記憶に残るシングルであり、正直、それ以外はほぼ記憶にはありませんでした(故に、どうも後半まで聴き通す気力が続かず(苦笑)。

また同封の歌詞ノートを見て「ほぅ」と思ったのは、[1]-[4]の歌詞はすべて松本隆氏の提供なのですね。

で、先述したように原田氏の楽曲が「予定調和的な曲進行じゃない、ちょっとだけ捻った感じ」になる要因の1つは、この歌詞をメロディーにする際の副産物のようなものなのかもなぁ、と。

直感的に思ったのは、はっぴいえんどの2ndにあった[風をあつめて]。歌詞は松本氏で曲は細野氏。昨年末のはっぴいえんど関連TV番組内で細野氏が「あんな歌詞にメロディをつけろって言われても(笑)」みたいな事を言っていたのが思い出された訳です。

もちろん、楽曲となったときの奇跡的な素晴らしさは言うまでもないのですが、作曲者のセンスも然りですが、そうさせる(させざるを得ない?)歌詞も素晴らしいのかなぁと。

もとい。本アルバムそのものは至って普通の初期ベスト盤といった体裁ですので、評価的なものは推して知るべし、です。
収録曲
1.てぃーんず・ぶるーす
2.キャンディ
3.シャドー・ボクサー
4.タイム・トラベル
5.サゥザンド・ナイツ
6.OUR SONG
7.スウィート・ベイビー
8.A DAY
9.MARCH
10.雨のハイウェイ
11.愛してかんからりん
12.Modern Vision
13.Teardrops
14.永遠を感じた夜
15.寒がりのVOICE

2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    先日、松本隆の特番で、
    原田真二(もの凄く太っていたので驚きましたが(笑)が
    最初、松本隆の詩が嫌で嫌で仕方なかったと
    語ってました。
    若気の至りで、その松本流の歌詞のマジックに
    気づいた時、自分がいかに甘ちゃんだったかを
    猛省したとのことです(笑)

    返信削除
    返信
    1. コメント、ありがとうございます。

      小生、番組がある事は認識していたのに見逃してしまい、嗚呼...

      結局、本作も原田氏の作詞作曲センスも認めつつ、
      松本氏の歌詞+原田氏の楽曲センス=冒頭4曲が小生にとって
      もっとも価値のある音のような気がします。

      削除