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2016年4月29日

Live at Montreux / The Atlantic Family

リリース:1977年
コメント:いわずもがな、ジャズ/フュージョンファンにはお馴染みのモントルー・ジャズ・フェスティバルの音源です。

'70s中後期ということで、いわゆるフュージョンシーンで名を成した方々の本ライブ演奏を収めた音源も多々ありますが、個人的にはこの年のこの方々の演奏は未聴でした(国内盤としては初のCD化との事です)。

今現時点でフュージンにご執心という訳ではないのですが(^^;これまで'78年にはあのアリスタ・オールスターズの<Blue Montreux I>と<II>が、'76年にはStuffの単独ステージが、'80sではありますが当時のワーナーBros.所属アーティストによるライブ音源<Casino Lights>などの良作が生まれており、そこに来てしばらくフュージョンから離れていたこともあってか、「'70sのモントルーでの音源だよ」と言われれば入手せざるを得ませんよね、普通(^^

もとい。今回のファミリーの中核になっているのはアヴェレージ・ホワイト・バンド(AWB)の面子というのがちょっと面白く思えました。解説によると、前年'76年にアトランティックからリリースしたホワイトファンクの名曲、そう[Pick Up The Pieces]が大ヒットした事もあり、ここでも彼らを軸に据えたようです。

加えてブレッカーBros.(ランディ&マイケル)、ハービー・マン(fl)、ソニー・フォーチュン(as)、やディック・モリシー(ts)ー IFにいた人、ですねーなど、流石に存在感のある方々が犇いております。

時代の要請だったか(^^ 歌物も収められており、[3]のバラッドをイイ感じで歌い上げているのは、おお、ベン・E・キングですね。

本作を通じて楽しめる点と致しましては、リード系の演者が多くいる事もあってか、ブロー合戦やソロ回しでの激ブローの聞き所が多々あります。

そしてそして、やはりAWSのヒット曲[6]でしょうかね。
収録曲
1. Bahia (Na Baixa Do Sapateiro)
2. Jadoo
3. Everything Must Change
4. McEwan's Export
5. One To One
6. Pick Up The Pieces
7. Bahia (Na Baixa Do Sapateiro) (single version)

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